「毎日出ないのが当たり前」「お腹が張って苦しいけれど、いつものことだから……」 そう思って便秘を放置していませんか? 便秘は単に出ない不快感だけでなく、肌荒れ、口臭、さらには重大な腸の病気に繋がる入り口です。
当院では「何日出ないか」という回数よりも、あなたの「スッキリ感」を大切にした治療を行います。
便が硬い、または後味が悪い(残便感がある)
おならの臭いが以前よりきつくなった
痩せているのにお腹だけがポッコリ出ている、または張っている
慢性的な腹痛があり、ニキビや吹き出物が治りにくい
「1日1回出ていても、苦労して出していたり、スッキリしなかったりする状態」は、立派な便秘です。
食物繊維不足だけではありません。実はこんな理由も隠れています。
「隠れ原因」としての薬の副作用
血圧の薬、痛み止め、抗アレルギー薬などの副作用で腸の動きがゆっくりになることがあります。
自律神経のSOS
ストレスが溜まると、排便をコントロールする「副交感神経」がうまく働かなくなります。
病気が原因のケース
甲状腺の病気やパーキンソン病、あるいは大腸がんなどで物理的に「通り道」が狭くなっていることもあります。
「腸がさぼっている」タイプ(機能性便秘)
ストレスや運動不足で、腸のぜん動運動(送り出す力)が弱まっている状態。
「出口や通り道に問題がある」タイプ(器質性便秘)
腸そのものの形や、病気によって通り道が狭くなっている状態。こちらは早急な医療的処置が必要です。
無理に力む習慣が続くと、以下のようなトラブルを引き起こします。
痔・裂肛:肛門が傷つき、さらに排便が苦痛になる悪循環へ。
直腸脱:過度な圧力がかかり、直腸が外へ飛び出してしまう。
憩室炎:腸壁に小さな「へこみ」ができ、そこで炎症を起こして激痛を招く。
宿便の固着:特に高齢の方や活動量の少ない方は、便が石のように固まり、激しい直腸痛の原因になります。
私たちは、ただ下剤を出すだけの治療はしません。
問診・検査で原因を探る:丁寧な問診を行い、必要に応じて内視鏡検査で「なぜ出ないのか」の根本原因を探ります。
生活習慣の処方箋:食物繊維と水分のバランス、効果的な運動などをご提案します。
適切な薬の選択:4種類ある下剤(膨張性・便軟化・浸透圧性・刺激性)の中から、あなたの症状に最も合うものをプロの視点で選びます。